子育て中のママやパパにとって、粉ミルクは頼りになる味方です。
ドラッグストアやネット通販ではさまざまな粉ミルクが販売されています。
「値段が高いほうが安心かな?」
「何を基準に選べばいいの?」
など、初めての育児では特に選び方に迷うこともあります。
この記事では、粉ミルクの選び方やおすすめの粉ミルクをご紹介します。
2児のママが実際に使った感想も含まれていますので、ぜひ参考にしてください。
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完全に粉ミルクだけでも栄養素は大丈夫?
粉ミルクは厚生労働省の基準に沿って作られており、赤ちゃんの成長に必要な栄養が充分に含まれています。
母乳に近い成分を含んでいるのを主張しているメーカーが多いですが、なくても問題はありません。
赤ちゃんの好みや使いやすさを考慮して選ぶといいでしょう。
さらに、追加の栄養素を摂取させたい場合は、複数の粉ミルクを組み合わせることで十分な栄養をとることができます。
粉ミルクの選び方
日本で製造販売されている粉ミルクは、厚生労働省が定めた成分と基準をクリアした高品質なミルクです。
どの粉ミルクを選んでも赤ちゃんの成長に必要な栄養素が含まれています。
しかし、粉ミルクは数多くのメーカーがあり、選ぶのに迷うこともあるでしょう。
ここでは、粉ミルクを選ぶ際に重要な4つのポイントをご紹介します。
混合育児であれば母乳の味に近い粉ミルク
混合育児であれば、母乳の味に近い粉ミルクを選ぶのがおすすめです。
粉ミルクが母乳の味と異なると、赤ちゃんが飲まなくなってしまったり、粉ミルクの味を気に入ってしまい母乳を拒否することもあります。
母乳はあっさりとしたほのかに甘い味わいが特徴ですので、似たような味の粉ミルクを選ぶと赤ちゃんが受け入れやすくなります。
完全ミルクの場合は、子供の好みに合わせて選んであげると、喜んで飲んでくれるでしょう。
粉ミルクの形状で選ぶ
粉ミルクは缶タイプやスティックタイプ、キューブタイプなど、さまざまな種類があります。
それぞれのタイプのメリットやデメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット | |
缶タイプ![]() 画像引用元:はいはい |
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スティックタイプ![]() 画像引用元:はいはい |
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キューブタイプ![]() |
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缶タイプは通常800g程度の粉ミルクが入っており量が多く、月齢に合わせて作ることができるため、毎日粉ミルクを消費する赤ちゃんにおすすめ!
スティックタイプやキューブタイプは計量する手間が省けて簡単にミルクを作れるのが魅力的であり、外出先や夜中の授乳時も便利です。
また、お湯で溶かさずにそのまま飲める液体タイプのミルクもあります。
値段は粉ミルクの中では高めですが、保存がきき調乳の手間がないため、緊急用に備蓄しておくとことができます。
日本は災害が多い国なので、液体タイプを緊急用バックに保管しておくのも良いでしょう。
それぞれの特徴を考慮し、家庭に合った粉ミルクの種類を選ぶと良いですね。
値段やコスパ
粉ミルクは形状やタイプによって価格が異なります。
大容量の缶タイプは比較的安く、スティックやキューブタイプの値段は割高です。
完全ミルク育児では粉ミルクの消費が早いため、コスパを考慮して缶タイプを選ぶのがおすすめです。

安い粉ミルクだと栄養面が心配なんだよね。

安くても大丈夫ですよ!
安い粉ミルクは質が悪いというわけではなくて、販促活動や広告宣伝を抑えているからなんです!
栄養素にあまり違いはなく、ママやパパの負担にならないように考えてくれているんです。
また、夜間授乳や母乳と混合の場合には、使い勝手を重視してスティックやキューブタイプを選ぶこともおすすめですよ。
口コミや評判
粉ミルクの商品は実際に使ってみないと分からない部分も多いでしょう。
粉ミルク選びに迷ってしまったら、育児の先輩ママやパパたちの口コミを参考にしてみるのをおすすめします。
赤ちゃんによって感じ方は異なりますが、粉ミルクのメリットやデメリット、使い勝手などを知ることができます。

私も実際に何種類かの粉ミルクを試してみて、便秘になりやすかったり下痢になりやすいといった違いを実感しました。
ぜひ口コミも参考にして、お子さんのミルク選びに役立ててみてくださいね。
楽天市場の粉ミルク売上ランキングおすすめ6選
粉ミルクの種類は多く、初めての育児ではどれを選ぶか悩むことがよくあります。
そこで、楽天市場の粉ミルク売上ランキングからおすすめの6つをご紹介します。
先輩ママ・パパが愛用している人気のある粉ミルクを選ぶことで後悔することは少ないでしょう。
それぞれの製品の特徴や口コミも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
はいはい
内容量 | 大缶 810g |
月齢 | 0ヶ月〜 |
最低価格 | 楽天市場2,008円 |
種類 | 大缶・小缶・スティック |
・コスパがいい
・便秘解消に効果あり
・混合育児におすすめ
「はいはい」は母乳に最も近いものを目指して開発されており、コスパがよく、試しやすい粉ミルクです。
便秘解消に効果があると絶賛されており、便秘気味の赤ちゃんに特におすすめ!
また、ほのかな甘さがありながらもさっぱりした味わいで、しつこくありません。
完全ミルクや混合育児の方にも使いやすいでしょう。
はいはいの口コミ
息子が一番好きなミルクです。値段もそんなに高すぎず、リピートしてます。
引用元:楽天市場
他のミルクだと吐き戻したり便秘になったりしてたどり着いたのがはいはいでした。
これからも使いたいと思ってます。
引用元:Amazon
森永 はぐくみ
内容量 | 大缶 800g |
月齢 | 0ヶ月〜 |
最低価格 | Yahoo!2,480円 |
種類 | 大缶・小缶・スティック・エコらくパック |
・初乳の成分ラクトフェリン
・3種類のオリゴ糖
・甘みを控えた味わいで飲みやすい
森永乳業の「はぐくみ」は、赤ちゃんの健康を考慮したミルクで、初乳の成分であるラクトフェリンを配合しています。
さらに、ビフィズス菌を増やすオリゴ糖を3種類も配合しており、母乳育ちの赤ちゃんの腸内環境に近づけられる効果があります。
甘みを控えた味わいで飲みやすく、底の浅い専用ケースに詰め替えられるエコらくパックもあるので大人気な粉ミルクです。
森永 はぐくみの口コミ
粉がスプーンに張り付かずにサラッと落ちてくれるし溶けやすい。
便は1日1回で、栄養バランスが1番良いと思う!
引用元:Amazon
想像以上に美味しく飲んでくれるので、その姿を見たら、とても嬉しく感じます。良い買い物でした。
引用元:Amazon
ほほえみ
内容量 | 大缶 800g |
月齢 | 0ヶ月〜 |
最低価格 | Yahoo!2,721円 |
種類 | 大缶・ミルク・キューブ |
・DHAを含む栄養バランスでサポート
・ワンステップ調乳で簡単
・産院や保育園でよく使われている
「明治ほほえみ」は、大規模な母乳研究から開発された粉ミルクで、たんぱく質や栄養素を母乳に近づけています。
特にDHAやアラキドン酸の量も母乳と同等に配合され、赤ちゃんの健康な成長をサポートします。
調乳もワンステップで簡単で、溶け残りも少ないので使いやすいです。
口に含むと甘みを感じる味わいなので、多くの赤ちゃんに好まれています。
価格はやや高めですが、産院や保育園でも使われることがあり、赤ちゃんも慣れていることから信頼性が高い粉ミルクです。
ほほえみの口コミ
こどもの飲みっぷりが一番良いです。
引用元:楽天市場
産婦人科で使っていたので、同じのを買いました!!
よく飲んでくれます!
引用元:楽天市場
アイクレオ
内容量 | 大缶 800g |
月齢 | 0ヶ月〜 |
最低価格 | 楽天市場2,654円 |
種類 | 大缶・ミルク・スティック |
・母乳を実現した最高の粉ミルク
・鉄分が豊富で成長をサポート
・赤ちゃんが好む甘い味わい
アイクレオの口コミ評判
品質管理は徹底されている、安心安全保証してくれる、母乳並みに赤ちゃんにとって飲みやすくて消化しやすい最高の粉ミルクです。
栄養面でも母乳に劣ってなく、母乳の出は宜しくない、完母で育てられないお母様の良い手助けになります。完ミや混合育児をする方に絶対おすすめの粉ミルク。
引用元:楽天市場
アイクレオを新生児から使用しています。途中他のメーカーの母乳に近いミルクにしたのですが便秘ぎみになるしあまり飲まなかったのでまたアイクレオに戻しました。
やはりアイクレオ は母乳に近い便になるし便秘もあまりしないです。
引用元:楽天市場
森永 E赤ちゃん
内容量 | 大缶 800g |
月齢 | 0ヶ月〜 |
最低価格 | Yahoo!3,146円 |
種類 | 大缶・小缶・エコらくパック・スティック |
・母乳のようなに消化しやすい
・ミルクアレルギーのリスクが
・母乳メインの混合育児におすすめ

私も1人目は混合育児をしようと思い、高いですが産院で飲んでいたE赤ちゃんを使っていました。
森永 E赤ちゃんの口コミ評判
病院で一人目の時に勧められてからずっと愛用しています。アレルギー体質にも良いみたいです。今後も使用し続けたいと思います。
引用元:Yahoo!ショッピング
他のものと比べて溶け残りもなく泡立ちもなかったのと、産院で使用していた安心感から継続使用しています。
引用元:Yahoo!ショッピング
雪印メグミルク「ぴゅあ」
内容量 | 大缶 820g |
月齢 | 0ヶ月〜1歳頃まで |
最低価格 | 円 |
種類 | 大缶・スティック |
・粉ミルクの中でコスパNo.1
・甘すぎない自然な美味しさ
・骨を丈夫にする成分が多い
「雪印メグミルク ぴゅあ」は、最新の母乳研究に基づき、栄養成分を母乳に近づけた粉ミルクです。
たんぱく質や脂肪などを母乳に調整しており、DHAやオリゴ糖、シアル酸など、乳児の発育に必要な成分が含まれています。
また、カルシウムやビタミンⅮなどの骨を丈夫にする成分が多いので、身長があまり伸びない赤ちゃんにおすすめ!
粉ミルクは溶けやすく、広告費を抑えているため他の粉ミルクに比べて圧倒的に安い価格でした。
雪印メグミルク ぴゅあの口コミ評判
溶けやすくて値段も他のミルクより安くて、子どもも好き嫌いなく飲んでくれるのでこちらを愛用しています。
引用元:楽天市場
コスパが一番いいのでリピートしてます!
引用元:楽天市場
便秘が気になる赤ちゃんにおすすめ!便秘解消に効果的な粉ミルク
赤ちゃんの便秘解消に最も効果が高いと言われている粉ミルクは「はいはい」です。
多くの口コミで、便秘気味の赤ちゃんがうんちするようになったと絶賛されています。
また、母乳に最も近いミルクを目指して作られているにもかかわらず、コスパが良く家計にも優しいのがありがたいですね。

私自身も2人の子供に「はいはい」の粉ミルクを与えた経験がありますが、便秘になることはありませんでした!
便秘が解消されることで赤ちゃんのお腹の不快感が軽減されますし、親が便秘マッサージをする必要もなくなります。
赤ちゃんの便秘が気になる場合には、ぜひ「はいはい」を試してみてください。
完全ミルク育児の方におすすめ!コスパがいい粉ミルクランキング
赤ちゃんを育てる際、完全ミルクや混合育児は出費がかさんで大変ですよね。
母乳と同じ栄養素が含まれている安い粉ミルクをお探しの方に向けて、コスパの良い粉ミルクをランキング形式でご紹介します。
商品 | 料金 |
ぴゅあ |
リンク
最安値Yahoo!1,860円 |
はいはい |
リンク
最安値楽天市場2,008円 |
はぐくみ |
リンク
最安値Yahoo!2,680円 |
すこやか |
リンク
最安値Yahoo!2,640円 |
ほほえみ |
リンク
最安値楽天市場2,721円 |
アイクレオ |
リンク
最安値楽天市場2,699円 |
E赤ちゃん |
リンク
最安値Yahoo!3,146円 |
※記載されている価格は2025年1月現在のものであり、セールや値上げによって変動する可能性がありますので、ご了承ください。
2児のママがおすすめする粉ミルクは「ほほえみ」
2児のママが実際に試してみて、使い勝手が良かったのは「ほほえみ」でした。
粉ミルクの栄養価に大差はないため、基本的にどれを選んでも問題ありません。
しかし、「ほほえみ」は使い勝手が良いだけでなく、大缶やスティック、キューブ、液体などさまざまな種類があります。
ほほえみで慣れておくと、お出かけや災害時でも安心して利用できますね。
粉ミルクについてよくある質問
最後に、粉ミルクについてよくある質問にお答えいたします。
産院でよく使っているミルクは?
産院や保育園でよく使われる粉ミルクは「ほほえみとE赤ちゃん」です。

私の地域は産院が「E赤ちゃん」で保育園が「ほほえみ」でした。
ミルクの好みは赤ちゃんによって異なるので、病院で問題なく飲んでいるならそのままでもいいかもしれません。
ただし、飲んでくれない、便秘になりやすい、またはコスパを考えると粉ミルクを変えたいという方もいるでしょう。
産院で試供品をもらえることもあるので、まずは少量から試してみると良いですね。
水道水でミルクを作ってもいい?
日本の水道水は世界的に高い安全基準で保護されていますが、消毒用の残留塩素や配管内の汚染などの問題が発生することもあります。
特に赤ちゃんは免疫力や消化能力が低いため、水道水をそのまま与える際には注意が必要です。
赤ちゃんの健康を守るためには、70℃以上での煮沸処理や浄水器を利用してからミルクに使用するのがおすすめです。
ミルク800gで何日分使えますか?
日本の食事摂取基準によると、赤ちゃんが1日に必要な母乳やミルクの量は約750mlです。
完全ミルクで育てる場合、1日に必要な量は約100gであり、1缶(800g)では約8日分ではなくなります。

私も子供2人とも完全ミルクで育てましたが、どちらも1缶は1週間で使い切りました。
ただし、赤ちゃんの摂取量は気分や眠気、お腹の空き具合によって変動します。
必要な量は予測が難しいので参考程度にしておきましょう。
E赤ちゃんとはぐくみの違いは何?
E赤ちゃんとはぐくみは、ほぼ同じ成分で3種類のオリゴ糖、ラクトフェリン、DHA、アラキドン酸が含まれますが、牛乳たんぱく質の大きさに違いがあります。
育児用ミルクは牛乳から作られるため、たんぱく質はウシ由来ですが、母乳のたんぱく質はヒト由来です。
はぐくみは牛乳たんぱく質の一部をペプチドに分解しますが、E赤ちゃんは全ての牛乳たんぱく質をペプチドにしています。
そのため、消化機能が未熟な新生児期にはE赤ちゃんがおすすめです。
両方とも厚生労働省や消費者庁から許認可を受けているので、安心して使用できます。
新生児がミルクを欲しがったらあげてもいいですか?
新生児がミルクを欲しがったら、あげても全然問題ありません。
生後2ヶ月頃の赤ちゃんはミルクを疲れるまで飲むことがありますが、哺乳瓶からの授乳では吸引力が必要ないため、必要以上にミルクを飲むことがあります。
太りすぎることから制限されることがありますが、ミルクの量を制限する必要はないです。
生後3ヶ月を過ぎると、満腹になれば自然と飲むことをやめるので、ミルクの量は自然に調整されます。
また、赤ちゃんの体の動きが活発になり、体重の増加も自然に抑えられます。
赤ちゃんがミルクを欲しがる素ぶりがあれば、あまり気にせずに与えると良いでしょう。
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